ゴールデンカムイ~アシリパさんが、ちょっとずつ本気出してくるっ♪~

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タイトルゴールデンカムイ
著者野田サトル
何か【漫画】
お値段【527円~+税】
出版【集英社 ヤングジャンプコミックス】
売ってるとこ【アマゾン楽天、書店など】

既刊13巻。
現在アニメも放送中。
上記のバナーは2巻。表紙絵がものすごく好きなので、1巻ではなく2巻のバナーを貼ってしまいました。ご了承ください(笑)
ネタバレが嫌な方は、ここで読むのをやめてゴールデンカムイを購入し、読んでくださいませ(笑)

時代の重苦しさを感じさせない読み易さ
時代はロシア戦争後、舞台は北海道。
主人公は除隊した男、ヒロインはアイヌの少女。
ストーリーの本筋は、とある男が隠した大量の砂金、つまり埋蔵金を色んな人達が追うというもの。埋蔵金を得ることの目的は、お金をただ欲しい人はもちろんのことですが、埋蔵金にまつわる人に所縁があり、その人と会うために埋蔵金を探すなどという深い人間ドラマもあります。
歴史的な雰囲気が濃厚な漫画だと思って敬遠する方もおられるかもしれませんが、時代の重みのような堅苦しさを全く感じませんでした。
野田サトルさんの綺麗な絵もさることながら、描写の仕方やキャラクターの動きなどにより、見事なまでに現代への再生を成功させている作品だと思います。
つまり、古い時代のリアリティを描いているのにも関わらず、古さを全く感じさせないという感じ。

僕達人間が他の命を食して生きている、という現実から目を逸らさないリアリティ
この作品のひとつの特徴として食事シーンがストーリーの間に入ります。
人殺しなどと残酷な展開が多い中で、読者も食事シーンでほっと一息つくポイント。
とはいえ自然とともに生きているアイヌの文化にある食事シーンなので、狩猟から獣が食材となり料理として完成するまでの描写があります。
可愛い動物がバタンキューしたりするのですが、僕達がそんな背景の中でこそ生きているということを再認識させ、それに対する心構えのようなものも想起させてくれます。ものすごく勉強になります。

主人公・杉元の情の深さと強さ
この物語は、主人公・杉元の行動目的に沿って展開する形となっています。よって、杉元の魅力がこの物語そのものの魅力に大きな影響を及ぼすことは言うまでもなく、僕はものすごく好きなキャラクターです。
どのへんがと問われれば、情に厚く、強い一方で、お茶目なところです。

なんと言ってもヒロイン・アシリパさん!!
この物語の魅力を挙げればいくらでもありますが、そんなものを語らずともアシリパさんを語ればオールオッケ♪
シリアスな表情をするしっかりとした少女。
2巻の表紙では緩やかなその表情に愛らしさも感じさせつつ、手に持つ弓やオオカミに手をまわしているなど、強さも感じさせる。
この少女が巻を追うごとに、どんどん本気(本性)を出してきます。
その本気(本性)に触れたとき、彼女のファンになる人はあとを絶たない、はず(笑)
アシリパさんのたくましさ、愛嬌、本気を追うためだけに本書を手に取ってみる、というのもアリだと思います。
むしろ本書を手に取るキッカケは、それだけで良い!?


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