約束のネバーランド新刊発売~10巻~

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タイトル約束のネバーランド
原作白井カイウ
作画出水ぽすか
何か【漫画】
お値段【451円~(電子書籍か紙媒体か、あるいは販売店で異なる)
出版【集英社 ジャンプコミックス】
売ってるとこアマゾン楽天、書店など】

☆宝島社主催の漫画賞【このマンガがすごい!2018 オトコ編第1位】獲得など~。

そもそも【ファンタジーもの】とは?
エンターテイメント作品において、いわゆる【ファンタジーもの】の醍醐味は、僕達のリアルでは味わうことができない『あり得ない新ルール』が存在していることだろう。
たとえば魔法。
たとえばドラゴン。
僕達のリアルにはあり得ないそれらの存在が、その物語の中でのみ適用される新常識を構築する。
僕達読者、あるいは視聴者は、その新常識を頭に入れることでリアルから自己を切り離す。そうすることで、その物語世界を仮想的に体感することになる。
『魔法なんて存在しないと思います』『ドラゴンなんていません』『作者都合が過ぎると思います』などと言ってしまっては、野暮というもの。
最初から、僕達の常識など適用されない世界なのだから。

約束のネバーランドには【人を喰う鬼】の存在がその醍醐味を大いに演出している。
世界は『鬼』に支配され、人間の子供はどことも分からない閉じられた小さな世界で『鬼』の食糧として飼育されている。
しかしながら、当の人間の子供たちは『飼育されている』ことを知らない。
教育と遊びを与えられ、何不自由ない日常をのびのびと生きている。
まさに平和と言うに相応しい環境。
子供たちはきっと、自分の未来に夢や希望を大いに思い描いているに違いない。
だが、もしも、子供たちがこの世界の真実を知ってしまったとしたらどうなるのだろう。
ここに『約束のネバーランド』というエンターテイメントは開幕する。

ジャンルや世界観は?
ダークファンタジー。
ミステリー。
クローズドサークル。
これらのキーワードが思い浮かぶ。
物語は謎が謎を呼ぶミステリー仕立ての構成になっている。中でもクローズドサークルものだと僕はカテゴリする。
閉じられた世界の中で、真実に気づいた者たちが敵や仲間との心理戦を展開することで、物語が拡張あるいは縮小を繰り返す。
誰が敵で、誰が仲間か。何が真実で、誰が嘘をついているのか。あるいは誰も嘘なんてついていないのかもしれない。
疑いが、さらなる疑いを生む負の連鎖。
そうしながらも、わずかに見える光明を捉えることで、少しずつ物語は進んでいくのだ。
そこには正義がゆえの葛藤、欺瞞ぎまんがゆえの痛切、希望がゆえの絶望、が満ちている。
けれども諦念ていねんはない。
何があっても諦めない。
くじけようとも、だ。
それは【勇気】と呼ばれるものなのだろう。
そこには大いなる勇気が存在し、強固な信念が努力を生み、逆境を小さな小さな勝利で装飾する。
『ジャンプコミックス』らしさは健在で、しかし『既存の枠』に捉われない【オリジナル】を存分に感じさせてくれる。

決して爽やかなキラキラ青春ストーリーなどではない。
死や暴力を扱う、いわゆるダークな世界観である。
アクションものというには、単純な勧善懲悪かんぜんちょうあくでもない。
敵は鬼であり、大人であり、いかに子供たちが強さを手に入れようとも、単純に機能で勝てるわけがない。
ゆえに、討伐とうばつではなく、逃亡の物語(今のところ)。
弱者が強者を倒すのではなく、弱者が強者から逃れるために何ができるのか。
あらゆる面において上を行く者たちを相手に仕掛ける【思考のバトル】
実にスリリングなのデス!!
はやくも次巻が待ち遠しいデス!!


(楽天ブックスリンク)

注:上記、商品販売ページでは、紙媒体での販売なのか、電子書籍での販売なのか、を間違えないように良くご確認ください。免責事項にも記載しておりますが、読者様が万が一間違えて購入なされたとしても当方は一切責任を負いかねます。悪しからず。

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