眠りたいときに、眠るための僕の劇的思考♪

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人は眠らなければ生きていけない、という絶対不可避ぜったいふかひの条件を決めたのは僕達人類ではない。誰に与えられたのかも分からない。そんな出どころ不明の身体的システムを一方的に与えられている。その点だけでも理不尽だと言えるけれど、もっと理不尽を感じるのは【眠れ】という指令を与えておいて【眠れない】という体質が用意されているところである。


『いつでもどこでも眠れる』という人がいる。

一見ただのぐーたらでしかないような表現になってしまうが、ビジネス社会において、身体のコンディションは非常に重要な要素であり、つまり『いつでもどこでも眠れる』というのは一つの大きな才能として考えられている。

僕にその才能はない。

僕の場合、眠らなければならない時に眠れなくなる。逆に眠ってはいけない時に眠ってしまう。非常に厄介な体質のようである。

遠足の前日には眠れず、当日は眠気と疲労でぐでんぐでん。テストの前日は眠れず、テスト中にテスト用紙が枕になってしまう始末。
このようなことは大事な大事なプライベートタイムでも発揮される。おかげでこれまでの人生、何度憧れのあの子的な女性との接触の機会を逃してきたか。未だ一度たりとて憧れのあの子的な女性とのプライベートタイムの共有に至っていないのは【眠りシステム】のせいであり、僕そのものの外見や内面が問題なのではないっ!! そう思うことで、自らを励ましているわけでもなーいっ、決して!! たぶん……

したがって眠りについては、どうやら自分の望みとは逆の結果に働くようにできている、と考えることができる。

ならばと、眠らなければならない時に眠ろうと思わず、眠らないでおこうと考えれば眠れるのではないか。しかし結果はおめめパッチリである。あるいは、眠ってはいけない時に、眠ろうと考えると眠らないで済むのでないか。しかし結果はぐっすりである。
このことから、眠りは自覚とは無関係の、無自覚領域にシステムのコアが存在していると考えることができる。

では、ここで『無自覚』について考えてみることにしよう。
無自覚というくらいだから『無』なのである。
『無自覚』という感覚が存在しているかのように表現されてはいるが、そうではなく、感覚が無いのである。ゼロ。つまり無自覚という感覚は本来的に考えれば存在しない。
無自覚というのは、ある事象を自覚したときに初めて『自覚が無かったんだな』と過去を顧みることで生じる、後付け的な思考の産物でしかない。
したがって、無自覚をどうこうするということは、過去にアクセスしようとしている、という行為に他ならない。僕達人類は、未だタイムマシーンの開発に成功していない。よって、無自覚をどうこうするなんてことは僕達人間には不可能なのである。

しかして無自覚領域にアクセスし、それを操作しようと考える教えが世に出回っている。
もっとも分かり易いのではルーティンワークだろうか。
ある一定の行動を連続、習慣化させることで、頭で考えるより先に同じ行動を繰り返すことができるようになると考えられているようだ。
行動の儀式化あるいは機械化と言い換えても意味は通るだろう。
ルーティンワークが出来上がると、何も考えずとも身体が動くようになるのは確かだ。このことを無自覚に動く、と表現をすることは可能だろうが、本来の意味での無自覚とはあまりにもかけ離れていると考えざるを得ない。
というのも、無自覚というのは最初から無自覚であり、自覚ができるまでは存在しないもの。一方ルーティンによる無自覚化は、あくまでも最初に自覚が存在する。自発的な行動により、その行動を自覚的に習慣化させることで、思考せずとも同じ行動ができるようになっているだけにすぎないのだ。つまり、あくまでも「あぁしよう」「こうしよう」というテキスト的思考を短縮しただけにすぎない。考えていないのではなく、テキスト的思考として捉えられないくらいにまで自覚が縮小しただけのことであり、消えたわけではないのがルーティンワークの本当のところである。
よって【眠り】に対して、なんらかのルーティン化により【眠り】をいざなうという方法は、さほど効果的ではない。たまたまそれをすることで眠れることがあるだけにすぎず、結局大事な時にそのルーティンをしようとも眠れない結果に陥る、というオチが待っているものだ。
ルーティンの方法が間違っているのではなく、ルーティンそのものがさほど効果的ではないということである。残念。

ここまでのことから、
①眠りは無自覚領域にシステムのコアが存在している。
②無自覚をどうこうすることは僕達人間には不可能。
③したがって、僕達人間に眠りをどうこうすることはできない。

という三段論法が成立してしまった。

つまり、

【本項のまとめ】
僕はもぅ諦めましたよ~だっ(‘ω’)ノ

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