芝とダートの特性について

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本項では以前の記事(『出馬表のみかたを知ればなんとやら』)、その過去の競争成績の細かい解釈について、あくまでも僕の場合という条件の元、お話したいと思います。

競馬ではダートの2種類の地面のどちらかを走ります。また、歩くこともありますし、スキップすることもあります。
人間の場合と同じでスキップしているからと言って必ずしも楽しいわけではない、というのが馬の本心なのかもしれません。が、レースは行われてしまうのです。とほほ。
さて、どのような地面を走るのかで【走る速度】や【疲労の仕方】が変わってくるのは想像に容易いと思います。
それぞれの特長を見て行くことにしましょう。

芝は陸上競技で言うところの【アンツーカー】の上を走るような感じだとイメージしてみてください。あのゴムのような素材の走りやすい地面ですね。つまり、走りやすく速度が出ます。この特性があるため、ダートに比べると集団を後方から一気にごぼう抜きにするというパフォーマンスが起こりやすいです。そのため最後まで結果がどうなるか分からない。最後の直線のせめぎ合いはかなり見ものであります。

一方、ダート(砂)は砂浜を走るような感覚です。走りづらいですよね。その通り速度が出辛いのです。そのため最後の直線で一気に集団を抜き去るというのはなかなかに至難の業。基本的にはレース序盤から中盤にかけて集団の前方を走る馬の方が有利と言われ、スタートが下手な馬にはちょっと厳しい。しかし、だからといって直線でごほう抜きが不可能と言うわけではなく、困難だからこそごぼう抜きする馬の姿を見るとテンションが上がります。燃えます。

競馬は当然、室外で行われます。天候の影響をもろに受けるわけです。
晴れの日が続けば当然、地面は乾き、雨が降れば地面は水分を含みます。そして高速で走る馬にとって、地面のコンディションは大きな影響力を持つファクタとなります。
地面状態は【良】【稍重】【重】【不良】の4段階で表します。
良から順に地面が含む水分量が多いとなんとなく理解しておけば大丈夫です。

芝はアンツーカーのようなもの。つまりは水を含むと滑りやすくなります。ですから、スピードが出ません。速度が出ないため、集団の前方にいる馬と、後方にいる馬の最後の直線での速度差がつきづらいため、ごぼう抜きは難しくなる傾向にあります。
ダートはその真逆で、砂浜が水を含むと固まり、走りやすくなるように、速度が出るようになります。
芝は良の場合、根本的に足が速くなければいけません。が、馬場コンディションが不良に向かうにつれて速度よりもパワーを必要とするようになります。足が遅い馬でもパワーがあれば早い段階で集団の前に躍り出さえすれば、そのまま逃げ切ることができるというわけです。
一方、ダートは、良の場合はパワーがあった方が良いのですが、不良に向かうにつれて速度がなければ勝てなくなるというわけです。

このように芝、ダートの特性はほぼ真逆なんだとなんとなく理解しておけば大丈夫だと思います。

【本項まとめ】
速度が出やすい。スピード系が強い。が、雨で馬場が渋るとパワーが必要となり、速度がでない。
ダート速度が出にくい。パワー系が強い。が、雨で馬場が渋るとスピードも必要となり、速度が出る。
アスファルトは転ぶと痛い。

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