【競馬】単勝1番人気の馬について ~1~

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馬券購入を検討するにあたり、誰もが直面する壁といえば、

1・馬券を買うためのお金があるか
2・現地購入ならば現地までの交通費はあるか
3・ネット投票ならば会員登録は済んでいるか
4・自分が地球人かどうか
5・その他いろいろ

などの多くが聳え立っています。

そんな中で、僕が特に意識している壁というのが、

【1番人気の馬をどうするのか】

という現実的命題です。

単勝1番人気の馬が1着にくる確率は3割強
実に3レースに1レースが、1番人気が1着にきています。

この1番人気の単勝平均配当が4倍とかならば、こんなにおいしい話はないでしょう。
しかして世の中甘くありません。
実際には平均は2倍程度

これが何を示しているのかと言えば、
たとえば、1番人気の馬の単勝を3レース、各1000円ずつ買うとします。確率どおりならば1レース的中し、配当は2倍ということになります。
その収支は以下の通り。

1000円×3レース=3000円
的中配当2倍×1000円=2000円

使用したお金3000円-戻ってきたお金2000円=1000円

よって、収支はマイナス1000円ということになります。

単勝1番人気の馬を買い続けるだけでは、負債は膨らんでいくというのが現実です。

では他の人気馬ならばどうなのでしょうか。
他の人気馬もみていきましょう。

まず単勝2番人気の馬。
2番人気が1着になる確率は18~20%程度です。おおよそ5レースに1レース、21着にきています。
2番人気を買い続けると5レースに1回的中するわけですから、収支をプラスにするには2番人気の平均配当が5倍を超えていなければなりません。
やはり世の中あまくありません。2番人気の平均配当は3~4倍なのです。

2番人気を買い続けるのと、1番人気を買い続けるのとでは、実は同じくらいのマイナスが生じていくことになるのです。

これは単勝3番人気でも4番人気でもおおよそ同様であります。

つまりです。
馬券は確率と配当(オッズ)がだいたい一致しているという特徴があるのです。

配当が確率を上回るような、無条件に買い続けるだけで収支がプラスになるような、おいしい人気の馬券は基本的には存在しないのが実情です。

超人気薄というそもそもの出現回数が少なく、確率として計上するにはあまりにも小さい数字になるような大穴馬券は別として、
同じ人気(オッズ)を買い続けていれば、おのずと運営側の取り分を引いた、7割強程度の収支に集約するようにできているのです。

これは言い方を変えて表現するとすると、馬券参加者はまず収支7割強というスタートラインに立っている、と言えます。

そこで、予想や買い方などいろんな工夫をすることで、この確率と配当のバランスを脱するわけです。

幸運にもそれがうまくいって収支が100%を超える人もいれば、不幸にもスタートラインよりも後退してしまう人も出てくるわけです。

しかし何をどうしようとも、全員の総合的な平均値は、運営が差し引く分を引いた、75%に必ずなるようにできているのです。

収支8割の人は、だからそのバランスよりも多少プラスに働いているので、実は、適当に買うよりも予想したり買い方を工夫した成果だと考えることもできるわけです。

とはいえ、できることならば投資額より戻ってくる金額のほうが上がいいな、というのが人間心理でしょう。

その少数派に入るために、いろいろ策が考慮され、講じられ、そしてこれと言う正解のないまま延々に、競馬は運営され続けるのです。もしもこの正解が見いだされたとき、競馬はギャンブルではなくなりますから、全員共通の答えが出されることは今後もあり得ないことです。

つまり、これが正解だ、と言って予想を有料っで売っている人たちもいますが、それは必ず一時的なものであり、浮き沈みが生じてしまうものであることを避けることはできません。これも可能性の問題で、プロが有料を以ってしてさまざまな要因を調査し予想している以上、素人よりはマイナスが膨らむ可能性が低い、という意味では有料であるという価値はあるのでしょう。
(2020.1.13-typewrite)